蜂の駆除の仕方

蜂の巣を駆除するには様々な道具を用意してからではないと危険です。刺されないように防護服を着用して、蜂の巣にいる蜂を駆除するために殺虫剤を用意してからでないと駆除できません。
道具を揃え、習性を知る

道具をそろえることから
蜂の巣駆除退治の基本は、道具をそろえることから始めましょう。スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチは、それぞれこちらが攻撃を仕掛ければ刺してくる可能性が高まります。自身の身体を守ることを考え、防護服や厚手のレインコートなどを準備しましょう。駆除剤は、ピレスロイド系のものを使用しますが、スズメバチの巣を退治する場合には、余裕を持って多めの量を準備しておく必要があります。途中で無くなってしまった場合には作業はストップとなります。蜂の巣から羽音がしなくなるまで殺虫剤をかけたら、巣をゴミ袋に落とす作業を行います。この時に、棒とゴミ袋が必要となります。巣に触れないように、刺されないように細心の注意を払いながら作業を行います。蜂の巣退治の作業の準備物の要となる、防護服や駆除剤は自治体が貸し出している場合もあります。相談することも視野に入れておきましょう。
ハチの習性を利用する
蜂の巣の駆除は、蜂の習性をしっかり理解することも大切です。スズメバチは、攻撃的で毒性が強いことから、退治しないわけにはいきません。しかし、アシナガバチやミツバチは、繁殖期こそ攻撃的になりますが、普段はこちらから攻撃しない限り刺されることはほとんどありません。むしろ、害虫を食べるなどの利益すら与えてくれます。もし、生活に影響が出ないのであれば、退治はしないという選択も考慮しましょう。一方で、退治する際に利用すべきハチの習性もいくつか見られます。まず、蜂は昼に働き、夕方は巣に戻り夜間は休みます。ですから、静まった夜間に退治するのがベストです。また、黒や黄色、赤は蜂を刺激する色とされていますから、退治の際に着る防護服の色はこれにしないこと、できれば白いものを使うことをお勧めします。